最近新薬が開発されました、ドライアイ治療用のジクアス点眼液!
2010年12月13日、ドライアイ治療用の目薬「ジクアス点眼液3%」が販売されました。なんと15年ぶりの待望の新薬です。この点眼液は参天製薬がドライアイ治療を目的として、アメリカのインスパイアから導入したものです。この目薬は涙液の主要成分であるムチンと水分の分泌を促します。というのは、ドライアイは眼球表面の涙液が減少する異常な状態のことですが、このムチンと水分の分泌が促されれば、目の涙液が正常な状態になっていくというわけです。
このジクアス点眼液が販売される以前から、ドライアイ治療用点眼液はあります。とりわけ一目置かれた存在と言えば、ヒアルロン酸点眼液です。商品名を挙げると、ヒアレインやティアバランスがとても名の知られた目薬です。しかし、これらの目薬よりもジクアス点眼液の方がさらに効果が強いというのが専らの評判でして、多くの眼科の先生もそれを認めているようです。
どのように効果的か、例えばこのジクアス点眼液を使用するようになってからは、パソコンを使っても目が疲れなくなる、点眼するだけで目の調子がとても良くなる、目のかすみがなくなった等、明らかにドライアイ症状が改善された報告がなされています。患者の生の声を知ると、このジクアス点眼液の凄さを感じますね。
しかしこのジクアス点眼液の威力に感動しつつも、理性的に考えなければならないこともあります。目が正常であれば薬を使用する必要はありません。つまり、この異常な状態を薬で改善するということは言わば異常な状態であり、多少の副作用をもたらすこともあるということです。実際にこのジクアス点眼液が目に合わないという報告が寄せられています。涙が出っ放しになるため仕事にならずテレビも見られない等の症状が出た方もいますし、重度の副作用が出た方もまれではありますが全くいないわけではありません。
このジクアス点眼液は医療用医薬品です。用法・用量も定められていて、通常1回1滴を1日6回点眼します。しかしこの用量・用法を守っていれば十分なわけではありません。必ず医師に相談しつつ、適時診察を受けながらこの目薬を使用することにしましょう。自分だけの判断でこの点眼液を使用するのは非常に危険です。日々新薬が開発されその益を得られるのは非常に嬉しいことですが、薬とは上手に付き合うことが大切です。

