ドライアイ治療薬のムコスタ点眼液はどこで購入できますか?
2010年11月9日、ドライアイ治療剤に関する画期的な発表が大塚製薬からありました。ドライアイ治療剤「ムコスタ点眼液」の国内における製造販売承認申請、というものです。この発表を聞いて、さっそくこう質問された方がいました。「ムコスタ点眼液はどこで購入できますか?」。確かに、ドライアイの症状は時に耐え難いものがありますから、そう気がはやるのも無理ないかもしれません。しかし、大塚製薬の発表は販売が承認されましたというものではなく、販売承認を申請しましたというものです。つまり今現在ムコスタ点眼液の製造販売承認の申請中というわけです。残念ながらまだ販売はされていません。
この大塚製薬という会社名を聞いてもあまりピーンとこない方がいるようですが、ポカリスエット、カロリーメイトはご存知でしょう。その二つとも大塚製薬が製造・販売しているものです。実はあなたの生活に大塚製薬もけっこう深く関わっているんですよ。この大塚製薬が販売しようとしているムコスタ点眼液の主成分はレバミピドというものです。このレバミピドは大塚製薬が独自に開発したもので、このレバミピド成分は長いこと内服薬として使用され、大いに効果を発揮してきた成分なのです。このレバミピドが持つムチン増加作用に大塚製薬は注目し、このレバミピドを今度はドライアイ治療剤として活用し開発したというわけなんです。
このムコスタ点眼液開発中の治験では、ドライアイ患者の多くの方が目の違和感、目の痛みといった症状が改善されています。こうした治験等を踏まえ今回の承認申請に至ったわけですね。実際この点眼液は、涙液の再生・安定を図りドライアイに治療効果をもたらす点眼液であることが、すでに証明されているわけです。治験の結果以外の根拠として挙げられるのはひとつの法則、良い内服薬は点眼液になっても効果がある、というものです。この法則は、ほぼ外れることがありません。このムコスタ点眼液の販売が非常に待ち遠しいですね。
この大塚製薬のライバルとも言える参天製薬は、一足先にドライアイ治療薬のジクアス点眼液を販売しています。この目薬も新薬として大きな注目を浴びています。このジクアス点眼液に加えムコスタ点眼液も販売されることになれば、日本のドライアイ治療は目覚ましい発展を遂げることになるでしょう。ドライアイ患者にはこの上ないニュースです。

