ヒアレイン点眼液はドライアイに効果がありますか?

ちょっと前まで、日本サッカー協会(JFA)の会長のことをキャプテンと呼んでいたことがあったのはご存知でしょうか。川渕キャプテンと聞けば思いだす方もいるかもしれません。このキャプテンという呼び方が浸透したかどうかは別として、あるものがニックネームなどの他の名称で呼ばれて、その呼び方の方が知られるようになるのはよくあることです。ドライアイ治療薬として販売されている目薬、ヒアレインもその一つかもしれません。

ヒアレインとは点眼液の名称です。主成分はヒアルロン酸ナトリウムで、参天製薬から発売されている目薬です。このヒアレインという単語には意味がありまして、ヒアレインの「ヒア」は主成分のヒアルロン酸を表していて、「レイン」は雨(レイン)のように潤すという意味があります。これら「ヒア」と「レイン」を組み合わせてヒアレインという名前が付けられました。ヒアルロン酸点眼液のニックネームがヒアレイン、と覚えておいて良いでしょう。このヒアレインという名称、乾燥で悩むドライアイにまさにふさわしい名前だと感じるのは私だけでしょうか。

ヒアレインの主成分ヒアルロン酸ナトリウムは保水効果が大きいとされています。そのため化粧品でもよく使われていますが、この成分を含むヒアレインを点眼することにより、必要な涙液が補給することができますし、角膜・結膜の傷を修復する効果もあります。ですから、このヒアレイン点眼液はドライアイに効果があると言えるでしょう。

このヒアレイン点眼液にはいくつか種類があります。眼科に行って処方されることが多いのは、「ヒアレイン0.1%」かもしれません。しかしこの他に「ヒアレインミニ0.3%」や「ヒアレインミニ0.1%」というものもあります。この二つには防腐剤が入っていません。ドライアイには防腐剤フリーの目薬がより効果的と言えます。防腐剤には涙の蒸発を防ぐ眼球表面の油膜を破壊する作用があります。またドライアイは眼球表面の涙液が減少している状態ですから、防腐剤を涙で流すことができず最悪傷がつく場合もあります。つまり目薬に含まれる防腐剤はドライアイを悪化させてしまうことがあるわけです。もちろんそういうことはごくまれに起きることですから、神経質になる必要はありません。

病院でヒアレイン0.1%を処方されていて、目に違和感があったり、または不安がある時はすぐに医師に相談しましょう。自分の目を守り、目の治療法を選択する権利は基本的に患者にあります。医師としっかり相談しながら、最善だと思える目薬を選択しドライアイに対処していきましょう。


このページの先頭へ