それは本当にドライアイですか?睡眠時に目が乾く意外な理由
涙は悲しくて泣いている時、痛くて涙が出る時だけではなく常に少しずつ出ています。正確に言えば分泌されているのです。涙を分泌する事によって目の表面を潤わせて保護しています。それと同時に瞳に栄養を与えています。この涙は3層でできています。表面から油層、水分層、粘液層です。この3層が崩れた時、潤いを保てなくなり乾燥から始まり様々な症状を引き起こすのです。これがドライアイの起こり方です。
睡眠不足はドライアイを悪化させることになります。ドライアイの症状が出ている時はできるだけ目を休めるのが一番です。目は起きている間はずっと使っている事になります。なので、目を閉じて休める事が目にとっては一番良いのです。
この睡眠からドライアイを引き起こす可能性のお話をします。目には様々な病気がありますが、その中で兎眼(とがん)という病気があります。兎眼とは眼を閉じようとしても完全に閉じる事ができない状態です。意識して目を閉じようとしても薄目になってしまうのです。兎眼の大きな原因は顔面の神経麻痺です。その結果、いつも薄く開いているので徐々に乾いてきて乾燥、涙で表面を潤す事が困難になりドライアイを引き起こします。初期の段階では、睡眠時に兎眼症状になる睡眠時兎眼、夜間兎眼症、寝ているのに目が開いている症状がでます。
目は閉じる事によって休ませる事ができます。目は瞬きにより涙が少しずつ分泌され潤います。目を閉じている状態は目に蓋をしているのと同じなので潤っています。ですから、通常朝起きて目が乾燥する、ゴロゴロするなどの症状はほぼ無いのです。このような症状が出る場合は兎眼の可能性があります。朝起きて乾燥するからドライアイと決めつけるのは危険です。それは睡眠時兎眼という目の病気からくるドライアイの可能性がありますので乾燥を感じた時点で眼科を受診しましょう。放っておくと角膜を傷つけたり、細菌に感染したりと視力にも影響が出る場合もあるのです。

