ドライアイは目だけじゃない涙腺の障害によって起こる鼻と口の乾燥
ドライアイと診断された方の多くは、目の調子が悪いのはドライアイのせいだからと思い込んではいませんか?全てがそうとは限りません。目の構造はとても複雑です。ドライアイも目の病気のひとつですからドライアイから始まっていろいろな目の病気を発症する可能性もあるのです。また、受診されていない方はドライアイと思っていたら実は違う目の病気にかかっている可能性だってあるのです。
ドライアイの症状が現れる目の病気の中で代表的なのがシェーグレン症候群です。シェーグレン症候群は自己免疫疾患のひとつで女性に多いと言われています。自己免疫疾患とは自分の生体成分や細胞を異物だと誤って認識し体の中で自分の細胞や組織なのに自分自身で攻撃してしまう病気です。シェーグレン症候群は免疫学的異常をともなうドライアイと言われています。
涙が作られている場所は涙腺というところです。すぐに泣いてしまう人を表現する時に涙腺が弱いなどと言うように、涙腺と涙は繋がっており、涙が作られる涙の工場なのです。シェーグレン症候群という病気にかかるとこの涙腺の機能障害が起き、涙を分泌している涙腺が少しずつ壊され涙の分泌量が減少します。それによってドライアイの症状が引き起こされるのです。シェーグレン症候群は唾液腺や涙腺を代表とするあらゆる分泌腺に障害が起きます。それによって涙腺だけではなく同時に他の分泌腺からの分泌も少なくなります。シェーグレン症候群では目だけではなく、口、鼻なども乾燥するのです。
このように目の異常をドライアイのせいだけと思い込むのは大変危険です。別の病気からドライアイの症状を感じている場合もあるのです。ドライアイと関係のある様々な病気があるという事を忘れないでください。

