ドライアイで心配するべき事は乾燥よりも角膜に傷がつく恐れ
ドライアイでは乾燥を防ぐ為に目薬を利用しますね。ですが、実際に心配するべき点は乾燥を防ぐ事ではなく乾燥によって角膜が傷つく事です。角膜に傷がつく病気に角膜炎があります。この角膜炎はドライアイ、ドライアイによって細菌が入るなどドライアイが多くの原因となって引き起こされます。
実は私達の目というのはゴミが入ったり、目をこすったりと外部の些細な衝撃でも傷が付くのです。ですが、角膜には再生能力があり、24時間ごとに修復されていきます。しかしドライアイの目ではそのターンオーバーがうまく行われないのです。角膜を覆っている涙には酸素、栄養素がありこれらの供給によって傷を修復する事ができます。ドライアイの目では涙不足により修復する酸素、栄養素が足りない為に修復する事ができないのです。この傷が原因で角膜炎などの目の病気を引き起こす可能性があるのです。
顔を洗うと目がしみる事はありませんか?それはドライアイが悪化して目の傷が深くなっている可能性がありますよ。傷から細菌が入り感染が目全体に広がる可能性もあります。傷が深くなって視力の低下にも繋がります。これら角膜に障害がみられる事を角膜炎と言い、角膜炎を悪化させると角膜潰瘍になります。
角膜とは目の黒めの部分です。5層になっていて目の表面から角膜上皮、ボーマン膜、角膜実質、デスメ膜、内皮細胞になります。この角膜上皮には先ほどの再生能力が備わっていますがそれ以外はありません。上皮によって修復されれば問題ありませんがドライアイによって修復がされないままだと傷が深くなり角膜実質、内皮細胞にまで達すると視力が低下してもう角膜移植しか方法はありません。これを角膜潰瘍と言い失明の危険もあるのです。
ドライアイでは字の通り目が乾燥する事です。しかし乾燥するという事は何らかの原因があり、乾燥によって様々な病気を引き起こす可能性もあるので一概に乾燥だけとは言い切れないのです。ドライアイの症状を感じる事があれば傷が深くならない為にも早めに治療をしましょう。

