そのドライアイ水不足から?油不足から?実は奥深い涙に大事な水と油

実は目には水も油も備わっています。具体的には目を守っている涙の成分に水と油があるのです。涙は3層で構成されています。角膜からムチン層、水層、油層でムチン層は粘液質で土台になっています。水層は涙液の事です。この涙液を油層とムチン層で守っています。このバランスが崩れるとドライアイの症状が引き起こされるのです。

ドライアイには様々な症状があります。涙の成分の水分、油分、粘液のどれかが大きく障害を起こす事によってドライアイの症状を感じます。あなたのドライアイはこのうちの何が不足して起こっているのか細かく見ていきましょう。

まず一般的なドライアイを涙液蒸散型と言い、パソコンなどの作業を長時間行う事により目が酷使されて引き起こされる最も多いドライアイのタイプです。この涙液蒸散型ドライアイは水分不足からドライアイを感じる時と油不足から感じる時があります。

まず、パソコンなどで長時間作業する際に人は瞬きするのを忘れてしまいます。1点を集中して見ている時に瞬きの量が極端に減るのです。涙は瞬きによって分泌されます。なので、この瞬きが減ると目を潤す涙が減り水分不足になって目が乾くのです。

パソコンなどの作業を長時間する際に目の乾きを感じ、目薬をこまめにさして症状を緩和させようとしますね。しかしなかなか改善されない時があると思います。これは、涙の成分である油層の障害によってドライアイを引き起こしているからです。油不足により涙の蒸発する量が増えて目が乾くのです。水層の上には油層があります。水の上に油で膜を張って水分が蒸発しないようにしています。その油はまつ毛付近にあるマイボーム腺から分泌されます。パソコンなどの作業を長時間行う事で眼精疲労を起こし目の周りの筋肉が凝り固まってしまいマイボーム腺が詰まっているのです。詰まってしまい油層が出てこられなくなるのです。これが油不足により引き起こされるドライアイです。

水分不足のドライアイはまめな点眼、瞬きをする事でドライアイ症状を緩和する事ができます。できるだけ瞬きを意識しましょう。

油不足のドライアイは目を休ませ、目の周りを温める事でマイボーム腺がほぐされて油層の分泌を促進する事ができます。蒸しタオルを使って目の周りを温めてあげましょう。目の周りをマッサージするのも効果的です。時間がない時は、遠くを見て、近くを見る、を繰り返すだけでも目の周りの筋肉をほぐす事ができます。

また、女性の方はアイライナーなどのお化粧品でマイボーム腺を塞いでしまう事がありますので注意が必要です。マイボーム腺は油分を分泌するのにとても大切な腺です。マイボーム腺が機能しなくなるとマイボーム腺機能障害、マイボーム腺機能不全症を引き起こしドライアイを悪化させるだけではなく様々な目の病気になる可能性もあるのです。

あの小さな涙には不思議な事に水や油があり、そして常に分泌されていて私達の目を守っています。ドライアイ症状を感じたらまずは目に休息を与えてあげましょう。目を大切にしてあげる事それがドライアイの改善にも繋がるのです。


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